2026年の米国インテリアデザイントレンドに畳マットがフィットする理由

January 22, 2026
A bright interior space with tatami mats, brick walls, and wooden bookshelves

INDEX

 

なぜ2026年の米国の住環境は「静けさ」「温もり」「リアルな暮らし」志向へ向かうのか

2026年のトレンド:温かさ、長く使えること、そしてウェルビーイング

米国の2026年インテリアトレンドは、「新しい見た目」を追いかけるというより、落ち着けて、個人の嗜好を重んじた長く使える家をつくる方向へシフトしています。つまり、見た目の刷新よりも、触れて心地よい自然素材や、日常に馴染む素材への関心が高まっているということです。
その流れのなかで畳マットは、大掛かりなリフォームをしなくても、空間に“地に足のついた落ち着き”をつくりやすい素材と言えます。Houzzも2026年の住まいを「意図(intention)と気軽さ(ease)」に導かれる空間として捉え、新しさよりも温かさ・長期性・生活の質を優先する方向性を示しています。

“実際に暮らすため”のデザイン:ショールームの完璧さではなく、「住み慣れた」インテリア

2026年のもう一つのサインは、「他人の見た目を意識して整えすぎなくていい」という空気感です。Vogueは“lived-in(住み慣れて使い込まれた)”インテリアに注目し、本やテキスタイル、お気に入りのモノなどを含めて、部屋は「自分らしい暮らし方」を反映するべきだという考え方を紹介しています。
畳マットはこの潮流に自然に合います。床材として実用性が高い一方で、視覚的にもノイズを抑え、部屋に落ち着きを与えてくれるからです。飾り込み過ぎなくても空間が“きちんと整った”印象になり、過剰な演出感が出にくい点も利点です。

変化に強い間取り:多世代同居とアクセシビリティを意識した設計

米国では、ライフステージをまたいで使いやすい住空間——たとえばワンフロア完結型の生活動線、広めの通路、使いやすい収納——への関心も強まっています。
ここでも畳マットの良さが生きます。畳マットのようなモジュール型なら、動線や家具配置の実用性はそのままに、読書・ストレッチ・子どもの遊びなどの「柔らかく区切られた場所」を手軽につくれます。さらに、多世代同居の増加により、プライベートと共有のバランスを取りやすいレイアウトが求められている点も指摘されており、こうしたニーズにも畳マットは柔軟に答えることが可能です。
それでは次に、畳マットが米国のインテリアトレンドにどのようにフィットするのか、具体的な事例を見ていきましょう。

2026 Trend Pairing #1:ウォーム・ミニマリズム × 畳マット

畳マットとソファを配置した、自然光が入る明るいリビングルーム

畳マットが支える「質感」「心地よさ」「地に足のついた感覚」

ウォーム・ミニマリズム(Warm minimalism)は、ミニマルでありながら“冷たく見せない”スタイルです。クリーンでシンプルな雰囲気を軸にしつつ、リネンやウール、木目、陶器、そして柔らかな間接照明など、触感のある要素を重ねて温度感をつくります。
また米国では「Cozymaxxing」というキーワードも広がっており、見た目の完成度よりも「部屋がどう感じられるか」を重視し、温かさ・質感・雰囲気をレイヤーでつくる考え方として紹介されています。
畳マットは、足元に自然な質感を足せるうえ、座る/伸びる/読む/お茶を飲む——といった床に面して行う動作を自然に促し、暮らしのテンポを少し落としてくれます。家全体を大げさに“和”のテーマで固めなくても、空気感だけを静かに整えられるのが強みです。

畳マットでつくる「五感で整う」快適スペース

上のコンセプトを試したい方は、次のセットアップから始めてみてください。

  • 視覚(Sight):色数を絞った静かな配色の採用(サンド/温かいベージュ/オリーブ/柔らかなブラウン)
  • 触覚(Touch):テクスチャのあるブランケット1枚+天然繊維のクッション1つ
  • 聴覚(Sound):カーテンや布ものを増やして音の反響をやわらげる
  • 嗅覚(Scent):ほのかなお香、または杉のサシェ(お好みに合わせて取り入れることで“禅”の雰囲気が漂います)
  • 光(Light):強い天井照明より、暖色のランプ光(特に夜はやわらかな光が効果的です)

“土台”として畳マットを敷き、その上にローテーブルや座布団/フロアクッションをひとつ足す。これだけで、2026年らしいトレンド感がありつつ、流行に左右されにくい「タイムレスな居場所」ができます。

2026 Trend Pairing #2:アーシー・ニュートラル × 畳マット

畳マットを敷いた、ソファと暖炉のある落ち着いたリビングルーム

おすすめの配色はブラウン、オリーブ、サンド(砂色)、くすんだグリーン

2026年初頭は米国でアースカラーが改めて注目され、チョコレートブラウンが“温かく、リッチな新しいニュートラル”として語られています。
また日本でも同様に、2026年のインテリアトレンド紹介で、オリーブグリーン/サンドベージュ/ブラウン系といった“落ち着きと温かみ”のあるパレットが紹介されています。
畳マットがこの流れと相性が良いのは、自然を感じる落ち着いた色パターン(アースカラー)と同じ系統にあるためです。畳にとっての伝統色であるグリーンに限らず、モダンなカラーを選べば、現代の住空間にもより馴染ませやすくなります。

モダンな空間を作るコツ:「オーガニック感」×「直線的な整理」のバランス

自然素材をインテリアに取り入れる際に「素朴になり過ぎてしまいそう」と感じる場合は、次の2つのルールが有効です。

  1. 質感のバリエーションは二層までに絞る:主役(畳マット)+副素材(リネン or ウール)
  2. 収納は直線的でクリーンなコンテナを使用し、散らかっている状態を視界から消す

2026 Trend Pairing #3:ウェルネス最優先のインテリア × 畳マット

グリーンの畳マットを敷いた、植物のあるシンプルなロフト空間

光とリズム:畳のある暮らしと相性のよいウェルネス・アプローチ

今日、室内照明に関してクオリティを追求しようとする人々は「とりあえずキャンドルを置いておこう」という発想からもう一段進み、より洗練された考えに至っています。Architectural Digestは、日中の時間帯に合わせて光の質を変え、室内を自然のリズムに寄せる“サーカディアン照明(circadian lighting)”を取り上げ、ヒーリング効果を促す住まいづくりを紹介しています。
畳マットは、こうしたウェルネス志向とも相性が良い素材です。床をベースにしたルーティン—瞑想、ヨガ、やさしいストレッチ、呼吸法、あるいは座る・寝転ぶなどのリラックスした姿勢—を無理なく支えてくれるからです。

米国のアパートでも成立する、シンプルな「禅スペース」レイアウト

仮に小さなスペースでも、次のような点を意識すれば理想的な空間演出が可能です。

  • 自然光の近くに、畳を1〜4枚で長方形に敷く
  • 壁のスペースはできるだけ空ける(飾るなら最大1点まで)
  • ローテーブル(またはトレー)+クッションをひとつ
  • すぐ片づけて“リセット”できるように、バスケットを置く

これで、専用の部屋がなくても、「意図のある、落ち着いた」マイクロスペース(小さな居場所)がつくれます。

2026 Trend Pairing #4:スロー・デザイン、クラフト、ストーリーのある素材 × 畳マット

畳マットを敷いた、ソファと暖炉のある落ち着いたリビングルーム

なぜいま、職人技と製品の出自がより重要なのか

今日、大量生産の反動として「スロー・デザイン」が注目され、空間に“自分の想いや感性を反映した意味合い”を求める人が増えています。
畳はもともとストーリー性の高い素材です。日本の伝統的な床材であり、日本の公式ウェブサイトでも、生活様式が変わった現在でも、人々は畳の「見た目」と「感触」を価値として捉え、現代の暮らしに取り入れていることが示されています。

「テーマに寄せ過ぎた部屋」を避ける:上質に見える、控えめな“日本の気配”

米国の住まいで畳マットをモダンに使うなら、次を意識すると自然にまとまります。

  • 分かりやすい和柄モチーフより、木・紙・陶器といった素材の触感を主役にする
  • 余白(ネガティブスペース)を設計する(飾りは“たくさん”より“ひとつ”)
  • 家具は低めで、主張の少ないシンプルなものを選ぶ

これは、近年注目されているインテリアコンセプトであるJapandi でも強調される「天然素材」「余白」「落ち着いたトーン」といった考え方とも一致します。

米国 vs 日本:住環境に対する考え方の違い

和室的な発想:ひとつの部屋を、いくつもの用途で使う

日米の住まい方の違いで押さえておきたいのは、米国では伝統的に“部屋ごとに用途を固定”しやすい一方で、日本の和室は柔軟性を前提にしている点です。Tofuguは和室を「用途が決まっていないオープンな部屋」と説明し、使い方は住む人の必要によって定義されると述べています。
これこそが、畳マットが現代のライフスタイルに合う理由です。住まいの広さに縛られず、ヨガ → 読書 → 来客 → 子どもの遊び、というように用途を切り替えられる“変化する場”をフレキシブルにつくることが可能だからです。

畳マットで、米国の住まいにその柔軟性を取り入れる方法

あなたのインテリアにさりげなく和の雰囲気を導入することを検討するのであれば、畳部屋を丸ごと作る代わりに、まずは畳マットで和室のロジックを再現してみてはいかがでしょうか。

  • 昼:動ける床面を広く確保(運動/遊び)
  • 夜:ローテーブルを足して、お茶・日記・ボードゲーム
  • 来客:ローテーブルを片づけ、畳ゾーンを落ち着く“着地点”として使う

このアプローチは、住まいのトレンドが「実生活を支える」方向へ向かっているという冒頭の指摘とも整合します。

現代の米国住宅に合う畳マットの選び方

性能・メンテナンス性・素材選びをチェック

昨今のトレンドにマッチしたインテリアを実現するために畳マットの導入は非常に有用であることは、これまでの事例でお判りいただけたかと思いますが、実はその他に念頭においておくべきことがあります。例えば、仮に使用頻度が高いリビング空間に畳マットを置くのであれば、それは日常使いに耐えうる性能が必要と考えられます。その点において、Interra USAの畳マットであれば、日本の織り和紙を使った新素材を表面に採用し、ダニ・カビ・水・摩耗などへの耐性を特長としていますので、安心してお選びいただけます。
また、Interra USAの畳マットは、防カビ性能試験の結果として「一般的なイ草の畳表よりカビの発生が少ない」ことが立証されています。
したがって、畳の心地よさは欲しいが手入れは楽にしたいという方にとって、Interra USAの畳マットは非常にマッチした選択肢だといえます。

ケース別ユニット畳の購入方法

  1. ユニット畳の購入」がおすすめの場合
    • 手早く洋室に畳を取り入れて試したい
    • 用途に合わせて“ゾーンをつくる”使い方がしたい(ウェルネスコーナー、読書スペース、プレイスペースなど)
  2. 問い合わせ(コンタクト/見積もり)」がおすすめの場合
    • カスタムサイズやプロジェクト支援が必要
    • 図面を共有して、納まりをきれいに合わせたい

    また、購入前に表面の質感を確認できるサンプルタイルも用意しています。

まとめ:2026年インテリアトレンドチェックリスト

今回は2026年の米国インテリアトレンドを概観しつつ、畳マットがいかにそうしたトレンドにマッチしたアイテムであるかを解説してきました、いかがだったでしょうか?今回の記事を読んで、トレンドをとらえつつ日本的な落ち着きをインテリアに取り入れたい方は、まずは次のチェックリストをざっととらえて、昨今のインテリアのトレンドを押さえてみてください。

  • Choose warmth over stark minimalism (Focus on texture + soft light). (Better Homes & Gardens)
  • Embrace lived-in comfort (rooms made for real life). (Vogue)
  • Use earthy neutrals and natural materials for a grounded palette. (Better Homes & Gardens)
  • Build a wellness corner (even in small spaces) and reduce visual noise. (Architectural Digest)
  • Make it flexible: a tatami zone that can change purpose over the day. (Tofugu)

そのうえで、もし畳マットに興味を持たれたら、ぜひInterra USAの畳マットラインナップをぜひチェックしてみてください。「サイズが自宅にフィットするか心配」「どんな色が自宅でうまくコーディネートできるかわからない」という方もご安心ください。Interra USAのスタッフが、あなたのニーズにぴったりの提案をご用意いたしますので、こちらまでご遠慮なくお問い合わせください。
それでは今回の記事はここまでとさせていただきます。次回もインテリアに関心のある方の興味を掻き立てる話題をご用意してますので、楽しみにしてください。

Reference link:
25 Home Design Trends Defining How We’ll Live in 2026
The 11 Key Interior Design Trends Set to Define 2026
The 2025 Interior Design Trends That Are Here to Stay—And the Ones on Their Way Out
This Winter Decorating Trend Will Make You Never Want to Leave the House (Cozymaxxing)
Why Chocolate Brown Is the New Neutral Everyone Wants Right Now
The Evolution of Tatami (Web Japan / Ministry of Foreign Affairs of Japan)
Tatami | Nippon.com
Washitsu: A Japanese Room for Guests, Family, or Alone Time
Japandi(ジャパンディ)とは?|馴染むインテリアの特徴とおしゃれな取り入れ方
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